
交通案内
日本橋
みどり眼科クリニック
〒103-0027
東京都中央区日本橋2-1-10
柳屋ビルB2F
TEL:03-3517-1133
・東京メトロ銀座線/東西線、
都営浅草線「日本橋駅」
B5・A6出口直結
・JR東京駅 八重洲北口から徒歩6分
・地下鉄「大手町」
B10出口から徒歩5分
ブルーライトの照射により、角膜の細胞生存率が有意に低下したという報告があります。
特にCL装着者やドライアイの方では角膜に障害が起こるリスクが高いと報告されています。
ブルーライトの強度が強くなると、角膜の細胞生存率がより低下します。
また、ブルーライトの暴露時間が長くなることでも角膜の細胞生存率がより低下します。
ブルーライトの暴露により、角膜で炎症性サイトカインが増えることが報告されています。
ブルーライトに暴露することで、目の炎症が起こりやすくなると考えられます。
●ルテインについて
ルテインは、緑黄色野菜に多く含まれる、強い抗酸化作用を有するカロテノイドの一種です。
眼の網膜や水晶体などに多く存在し、加齢などによる眼の酸化を防いでいます。
加齢黄斑変性の治療にも長年に渡り用いられており、ブルーライトから目を守る作用もあります。
当院では、強力な抗酸化成分である「ルテイン」配合のサプリメントを取り扱っております。
●ルテインの働き
ルテインは黄斑色素として、「抗酸化作用」だけではなく「青色光の吸収作用」によって黄斑部を守っています。
青色光暴露による酸化ストレスによって生成されるMDA(マロンジアルデビト)がヒトAMD(加齢黄斑変性)眼のRPE(網膜色素上皮)/脈絡膜で増加して慢性疾患を惹起することが確認された。
抗酸化サプリメントを内服したところ、滲出型AMD患者の血清MDA濃度が低下した。
青色光暴露によってヒトRPE細胞に参加ストレスが生じ、慢性炎症を惹起してAMDが発症すること、青色光暴露によるAMDの進行を予防するために抗酸化治療を行うことが重要であると考えられた。
ブルーライトの暴露により、視細胞、網膜色素上皮細胞の脱落が報告されています。
このメカニズムとして酸化ストレスを抑えることが重要となります。
また、加齢黄斑変性で確認されるドルーゼンと呼ばれる沈着物は、上記の反応による生成物とも考えられます。